2017-12-06 第195回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
製品に問題がある場合、これは事業者に対する規制も考えられているわけでありますが、過剰摂取等の場合は、どの健康食品が原因であるのか、特定も困難になってまいります。 そこで、まず、現行の健康食品による健康被害の防止策について厚労省にお伺いいたします。
製品に問題がある場合、これは事業者に対する規制も考えられているわけでありますが、過剰摂取等の場合は、どの健康食品が原因であるのか、特定も困難になってまいります。 そこで、まず、現行の健康食品による健康被害の防止策について厚労省にお伺いいたします。
○政府参考人(遠藤明君) これまで、健康食品と医薬品の併用による相互作用や健康食品の過剰摂取等については、国内外からの情報により安全性に関する知見を入手する都度、販売者等に対して適切な注意喚起表示を求めることなどにより健康被害の発生防止を図っているところでございます。
○遠藤政府参考人 健康食品と医薬品の併用による相互作用あるいは健康食品の過剰摂取等について、問題が起きた都度、国内外からの情報を入手し、注意喚起を行ってきているところでございます。さらに、平成十三年に制定されました保健機能食品制度におきまして、保健機能の表示を行う際に、あわせて食品と医薬品の相互作用、あるいは過剰摂取の危険についての注意喚起表示を行うように義務づけているところでございます。
また、本年六月の四日には、与党の食の安全確保に関するプロジェクトチームが「食の安全確保に関する提言」を取りまとめて、「食品衛生法等の食品衛生規制に関する法律の見直し」という項の中で、「過剰摂取等による健康影響が懸念される場合の流通禁止規定など、安全な健康食品の流通確保のための規制を整備する。」こと、このようなことを求めているわけです。
○政府委員(古村澄一君) 現在の学校給食の所要栄養量の基準といいますのは、昭和四十六年に定められたものでございますので、その間の各種の調査を見ますと、国民の食生活は改善されておりますが、一方熱量の過剰摂取等の新たな問題が生じております。